11月2日から11月8日の間にリリースされた韓国ヒップホップの新譜情報を、簡単なレビューと共にご紹介します。Dynamic Duo×BewhY、Chancellorなど、K-HIPHOPの注目トピックスをチェック!
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Dynamic Duoが、自身が代表を務めるレーベルAmoeba Cultureの15周年を記念して発足したプロジェクト「THEN TO NOW」。THEN TO NOWプロジェクトの一環として、新曲「SOON」を11/3にリリースしました。
Mnetで放送中の「SHOW ME THE MONEY9」に同じチームとして出演中のBewhYと初のコラボレーションとなった「SOON」は、現在新型コロナウイルスの流行によって誰もがつらい思いをしているけれども、いつかは良くなるだろうという願いと、皆で乗り越えようという思いを込めた曲。
「SOON」は、ゲコが腕を怪我した時にファンからもらった「Get well soon」というコメントから着想を得て作った曲で、世界中の人々が苦しんでいる今、「SOON」を聴いて少しでも癒やしを感じてもらえたら嬉しいと話していました。秋らしい感性的なビートと、誰もが共感できて励まされるリリックがあいまって、心温まる一曲となっています。
Chancellorらが、10月に発表した「AUTOMATIC」のリミックスバージョンをリリース!
「AUTOMATIC REMIX」は、JAY PARK、LEE HI、BIBI、JAMIE、MOON、BUMKEY、Samuel Seo、SURAN、Babylon、Hoody、SUMIN、MRSHLL、Ann One、ELO、twlv、oceanfromtheblue、Jiselle、SOLE、Thama、K.vsh、JINBO、저드、Soovi、B.E.D.、XYDO、Owell Mood、NONEの総勢27名のアーティストとコラボした超超超豪華な一曲。「AUTOMATIC」というタイトルにふさわしい、アメリカ映画に出てくる車のナンバープレートのようなアートワークもかっこいいですよね♡
もともとは、インスタでアーティストたちが“AUTOMATICチャレンジ”とタグ付けして、各々でリミックスしたバースをアップロードしたことがきっかけ。それぞれの個性を生かしつつ、一つの曲として調和させたChancellorのプロデュース力に脱帽しました…! 個人的には、ELOがベストバースかなと思っています。いつものELOの曲とは違う、シンギングラップとR&Bの中間のようなフロウが最高でした! LEE HIも良かったですし、Hoodyも良かったですし、SOLEからのThamaの流れも良かったですし…どれも甲乙つけがたいんですけどね。15分間、耳が楽しい一曲です。
新進気鋭のR&BシンガーGEMINIが、11/1にシングルアルバム「Going」で待望のデビューを果たしました(先週の記事に入れ忘れてしまったため今週紹介しています)。
9月にリリースされたH1GHR MUSICのコンピレーションアルバム『BLUE TAPE』の「Champagne Diet」に参加して世間に名を知らせたGEMINI。そんなGEMINIの正式デビューを飾るシングルアルバム「Going」は、Mnet「SHOW ME THE MONEY9」に出演中のGroovyRoomが楽曲プロデュースを担当しました。GroovyRoomならではのトレンディーなビートに、GEMINIの淡泊でありながら切なさを感じさせる歌声がベストマッチ! 今後の活躍を期待させてくれる一曲となっています。
ダブルタイトル曲の「Broken Love」もGroovyRoomがプロデュースを手掛けました。「Going」が一つの恋が終わった後の悲しみを表現したとするならば、「Broken Love」では、別れによって生まれてくる考えや感情を表しています。MVもおしゃれでいい感じに仕上がっているので、ぜひご覧ください!
11/6(金)にMnetのヒップホップサバイバル番組「SHOW ME THE MONEY9」第4話が放送されました。これまでの結果は下記よりご確認ください!
2021年1月日本放送!Mnet韓国ヒップホップサバイバル番組「SHOW ME THE MONEY9」最新情報まとめ(出演者、合格・脱落者など)